400個のスクールバッグをスリランカのパーナマ村に届けよう!

HAPPY NEW EARTHが里親支援や通学用の自転車を支援しているスリランカのパーナマ村にスクールバッグを送ろうとしている日本在住のスリランカ人がいます。

千葉でレストランを経営しているジャナキさんはパーナマ村にスクールバッグをプレゼントしようと格安でスクールバッグ400個を購入しました。
スクールバッグを購入したところで資金が尽きてしまい、周りに送料を寄付していただける人を探しています。

45,000円かかる送料のうち15,000円は荷物を送る会社がサービスで安くしていただけることになりました。
残り30,000円の寄付を集めてスリランカにスクールバッグを送りたい。

パーナマプロジェクトで大変お世話になっているスリランカのNPO DAHAM PAHANA代表のチャールズ氏からHAPPY NEW EARTHのスリランカ在住スタッフマンジュラさんに連絡があり、HAPPY NEW EARTHでスクールバッグの送料を寄付する窓口を担当させていただくことになりました。

日本を救ってくれたスリランカへの想い

HAPPY NEW EARTHが以前、里親支援・通学用の自転車を支援するときにスリランカと日本の歴史についてご紹介したことを改めて書かせていただきます。

第二次世界大戦後のサンフランシスコ講和会議において、スリランカ代表のJ.R.ジャヤワルダナ大統領(当時は大臣)は日本に対する戦後損害請求の権利を放棄し、戦勝国で日本を分割統治するのではなく、日本が独立国家として存続するよう、仏陀の言葉を引用してこう訴えました。

「Hatred ceases not by hatred, but by love」

人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては憎しみを越えられない。

演説によって日本が独立国家として再スタートができた、という単純な話ではもちろんないかもしれません。しかし、敗戦国の日本の背中を大きく押してくれた出来事であったことは間違いありません。
J.R.ジャヤワルダナ大統領の演説がなかったら、もしかしたら日本は第二次世界大戦の戦勝国に4分割され、日本という国自体がなくなってしまっていたかもしれません。

さらに戦後最初に日本と外交を結んだのがスリランカということを知っている日本人はあまりいません。

スリランカ人の多くはJ.R.ジャヤワルダナ大統領の演説のことを知っています。
今後、スリランカの人々がJ.R.ジャヤワルダナ大統領の演説のことを忘れたとしても、ほとんどの日本人は演説のことを、日本を救ってくれた歴史を覚えているよ、という未来にしたい。
そんな想いでスリランカに関わり、活動をしています。

スリランカのパーナマ村とは

私たちが里親支援をしているパーナマ村はスリランカの東海岸に位置しています。サーフィンのメッカアルガムベイから車で約30分南に進むとパーナマ村の中心に着きます。
パーナマ村には3つの学校があり、約1100人の子供たちが学校に通っています。
子供たちの環境は様々で、普通に生活ができる家庭もあれば、最低限の生活すらできない家庭もあります。
2022年4月に視察したときには、家がなく自分たちでつくった小屋で生活している家族が100世帯ぐらいありました。

こちらの小屋には5人家族が生活しています。小屋の中は4畳あるかないかの広さで5人が1つの部屋で寝ています。ガス、トイレ、水道はなく、薪で火をおこし料理をしていました。家がない100世帯の家族に家をプレゼントするプロジェクトも行っていますがコロナ渦で寄付が集まらなかったり、物価が高騰し、家をつくる資材が買えず、100世帯に家をプレゼントするにはまだまだ時間がかかります。

今回日本から送ろうとしているスクールバッグはスリランカ国内で特に貧しい東海岸のエリア、パーナマ村の子供たちに届けます。

送りたいスクールバッグ

スリランカにスクールバッグを送って、スリランカの子供たちの日常を絶景にしましょう!!!
応援どうぞ宜しくお願い致します。

必ずお読みください

《スクールバッグの発送時期について》
・スクールバッグの発送時期は30,000円の寄付が集まってから発送致します。

《活動報告について》
・パーナマ村にスクールバッグが届いてから現地の様子を写真撮影し、HAPPY NEW EARTHのホームページに写真をアップして活動報告とさせていただきます。

《その他》
・寄付の25%はHAPPY NEW EARTHの活動資金として大切に使わせていただきます。主にスリランカで活動しているマンジュラさんのガソリン代など必要経費に充てさせていただきます。